.OWT.Independent Publishingの.OWT. Issue04になります。
毎号2人の人物にフォーカスを当てた.OWT.の4冊目です。
Raymond Molinar
Photographer / 16mm Filmmaker / Professional Skateboarder
カリフォルニア在住。
プロスケーターで数々のスケート映像作品に登場してきた Raymond、2004 年に写真への情熱に目覚め、 35mm、中判、大判、ポラロイドを使用し撮影された彼の作品はポートレイト、広告写真、ストリート、 風景と繊細に表現されている。特に彼の代名詞であるポラロイドを使用した作品は 8×10 の大判カメラを 使用し独特な風合いと優しさと懐かしさを感じる素敵な写真です。昨今では、写真フィルム自体が廃盤になるなど 価格高騰で気軽に手を出す事が非常に難しく、その中でもポラロイド、しかも 8×10 を使用するなど 尋常じゃないこだわりの持ち主です。今年初めに自身のスタジオをロサンゼルスにオープン、 さらに現在工事中でもともとモーテルだった場所に俳優、プロスケーターでもある Jason Lee と共に カメラショップのオープンに向けて奮闘中の彼の現在を取材。 フィルムで写真を撮られる方がロサンゼルスに訪れた際には重要なショップになる事は間違いありません。 その多忙な彼の素晴らしい世界感のある作品と日常の一部を本誌を通してお届け致します。
Misato Suzuki
Painter / Designer
カリフォルニア在住。
僕が彼女の作品を初めて目にしたのは、UMA LANDSLEDS のスケートデッキにプリントされたアートワーク。 目が止まり、作者を調べると Misato さんの名前を発見。日本人の方でオフィシャルからリリースされたボードで 素敵な作品に衝撃を受けたのを今でも鮮明に記憶しています。その後、どの様な活動をされているのか 気になり今回の号で特集を組ませて頂けないかと DM を送り、快く受け入れて頂き訪れた南カリフォルニアの 自宅兼スタジオには素敵な家族と穏やかな空気と愛がある素晴らしい場所でした。撮影をしながらお話をお伺いすると、 以前は Girl Skateboards で働きながら女性ブランドのディレクターをしアート活動を続けていたとの話を聞き ふとガレージの机に目をやると Girl のデッキに落とし込まれた MIsato さんのコラボデッキとあの人形が! 更なる衝撃が体に走り震えました。僕は何枚も Girl のデッキを乗ってきた Girl 愛好者で、数々の映像作品にも 影響を受けてきたのです。大学生時からアメリカに在住し活動。絵画は、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、 カナダ、日本での個展やグループ展をはじめ、世界中のギャラリーで紹介されています。 その作品は自然と文化を統合し、現代の生活と生きている世界を繋ぎ、海に近く森に囲まれ、いたるところに緑がある 青森で過ごした時間の影響を受けています。本号ではその作品のほんの一部と素敵な家族と 空間をご紹介させていただいています。
Paradise Eight FILMS
今回も共に取材で訪れたカリフォルニアにて 8mm film で撮影。
film ならではの雰囲気のある色味、写真ではお伝えする事が難しいシーン、 誌面未掲載シーンも多数あり誌面と重ねてご覧頂けますと、より一層お楽しみいただける事、間違いなしです。
封録ドアタグ帯に QR コードを記載しております。 お手元のスマートフォンで読み込んで、今回の取材の裏側をお楽しみください。
製本方法
手動機械式左綴じくるみ製本
( 手動機械式くるみ製本を行っております為、若干のズレなどが生じますが手製本の良さを感じて頂けると幸いです )
仕様詳細 高白ラフバガス 220kg 上質紙 110kg ,90kg
初版発行部数並びに総ページ数
500 部 78 ページ DOOR TAG 付録付き (QR コード別途記載 )